布引の滝

最近雨が降ったり、寝るのが極端に遅くなったりした次の日以外の朝は「布引の滝」まで歩いている。「布引の滝」は、日光の「華厳の滝」、紀州の「那智の滝」とともに並ぶ「三大神滝」。新幹線新神戸駅の北約100mの 所に「雌滝」が、その上200mの所に「雄滝」があり、その2つにはさまれて、上流から夫婦滝、鼓ヶ滝があり、この4つを合わせて「布引の滝」という。一番下の雌滝まで家から歩いて10分ちょい。う〜ん、神戸って自然がいっぱいで素晴らしい!雄滝の高さは43m。横に日本名水百選の石碑がある。白山の湧き水があまりにおいしかったので、どこか湧いてないのかなーと探しながら今朝は歩いたけど汲めるところはありませんでした。ここには乙姫様が住んでいて、龍神となって海へ出かけ、多くの船を守ったという言い伝えが残されている。


今まで見た滝の中で圧倒されたのが屋久島の「千尋(せんぴろ)の滝」かな。
今調べてみると高さ60m。私の見た時、表の花崗岩からも横の花崗岩からも一斉に流れ落ちてきてものすごい幅だった。屋久島は花崗岩でできていて水を大量に含む事ができないと聞いたことがある。


それと西表島にある「ピナイサーラの滝」54m。これは「ヒゲのような」という意味。
亜熱帯の川でカヌーを漕いで滝近くまで行き、あとはサキシマスオウの生い茂る山を登って滝の上から西表を眺めた。これは貴重な体験だったなー。次の日は浦内川の遊覧船に乗って、「マリユドゥの滝」と「カンビレーの滝」に。カンピレーとは「神が座る場所」と言う意味らしい。


そんな南の島の滝のような壮大さはないけども、朝見る時間帯によって大きさが違うように感じるのです。朝早ければ早いほど大きく見える。空の色のせいでしょうか?朝早ければ早いほど、おじいちゃんおばあちゃんもいっぱいです。