ご無礼ごめん

ピエールさんのFM802主催の大阪公演で飛び入り参加。
始まる前、入口付近をぶらぶらしてると、
「あ−っ、その顔は深川和美だ!」
と、声をかけられる。
振り向くと、音声学者の中山一郎氏。
2年ほど前、私がオギヨディオラを歌ったときに、
「よくぞこの曲を取り入れた!君の声に非常にあっている!原曲を送るので聞きなさい」
と、原曲の韓国の舟歌をカセットテープに入れて送ってくれた。韓国に行って探してもなかったのに・・・
「あなたはぜんぜん私の企画する素晴らしいコンサートに顔を出さない。この間、谷川賢作は来てくれたぞ。」
「す、すみません〜〜」
そういや、この中山先生を知ったのは賢作さんのスタジオ。いままで彼の研究した膨大な日本の声の種類の資料本を賢作さんが見せてくれた。
「私が企画するコンサートは毎回世界各国のいろんな声の種類が聞けるので、なるだけ全部来るように」
「は、は、はーい・・・」
「で、オギヨディオラの入ってるCDを買い損ねてるので送ってくれるか」
とCD代金と郵送料を渡される。
貴重な原曲をいただきながら、自分のCD代金を受け取る私。常識人なら、その時にお礼でその曲の入ったCDを送ったりするんだろうなぁ。2年も抜けてる上に代金までいただき、どうもすみません。私はこのあたり非常に抜けています。多々ご無礼があると思いますが、みなさん、許して。