神戸港

NHK神戸で『神戸の歌特集・童謡サロン』。
はっきり言って神戸の歌は、ほとんどが源平合戦と楠木正成がメイン。
平清盛が海洋国家を目指し作られた福原京。半年でこの都は終わるけど、ポートアイランドより800年前以上前に経が島という人工島作って宋と貿易してる。すごい!!
神戸港は平安時代以前「務古水門(むこみなと)」と呼ばれたそうで「むこ」は「武庫」、そして「六甲山(むこさん)」。なんと武庫川と六甲山は同じ語源からだった。


『行け行け同胞』は、ブラジル移民船が出航する時に、三宮元町界隈の小学生が歌い送りに行っていた歌。
画家の高濱浩子ちゃんの他界されたお父さまは生粋の神戸元町人で、貿易商と文具店を経営されていた。
文具店ではブラジル移民船が出航するとき紙テープがなくなるので、必ずたくさん仕入れなければいけない商品だったとか。
「父も、行け行け同胞歌ってブラジル船見送っていたのかなぁ・・・」とポツリ。