マンボウ先生

トアロードにある耳鼻咽喉科の深澤先生が山の事故で亡くなられていたのを今日知った。穂高で雨がきつくなってきたので引き返そうとされた矢先だったらしい。若すぎる57才。
結局、今年7月の集中豪雨による事故。
地元ではマンボウ先生と呼ばれていて、病院内にはマンボウでいっぱい。入り口もエレベーターの中も診察室もロゴもマンボウ。そして待合室には500冊にも及ぶ先生の蔵書が並び、草花、歴史、そして登山関係の本も300冊ほど。この待ってる時間は読みたい本だらけで最高に楽しかった。
風邪を引いても、喉の調子がいまひとつでも深澤先生に行けば一発で治ると、心のどこかで思って生活していただけに、なんと・・・
ピアスを開けてもらったのも深澤先生。きみちゃんと2人で覚悟を決めて大丸でお気に入りのピアスを買い、おそるおそる深澤耳鼻咽喉科の扉を開けた。きみちゃんは神戸市民病院にかからないといけないことがあったのだけど、電話してピアスを今開けて大丈夫か担当の先生に確認してくれたり、たかだかピアスと思わずになんでもかんでも細かく目を見張ってくれてた人。
「懐かしい痛みやろ」は、注射をする時必ず言う先生の口癖。
実際、本番に合わせてよく治療してもらった。必ず本番の日を尋ねられて薬や注射や処方をしてくれた。
う〜〜・・・、これはもしかして今からだいぶ困るのかも。
なんと、この集中豪雨。地球温暖化が原因なんでしょう・・・?