お餅つき

kazumi-amitie2006-12-28

京都小石邸で早朝から餅つき。何十年もやってる人々なので、私は3回目だけどまだ触らせてもらえない。「和美、はい、蓋!」と即座に蓋を取って閉める係。うーん、来年こそ餅返しするぞー。
「これはお鏡さん」
「このお鏡さんは仏さんと神棚と布袋さんの」と、こってり京都である。
「布袋さんって家にいるんですか?」
「うん、江戸時代からいはんねん」
餅舟は明治時代からのものである。『明治参拾六年八月吉日新調』と墨で書かれている。いいなぁ〜、古いものって。
「でもすぐカビはえるえ」
ここは私の学生時代のバイト先。冬になると柑橘類の果樹園になる。はっさく、だいだい、ゆず、金柑、レモンなどなど黄色い果実がたくさん!きょうは、この無農薬果実とお餅を持って電車に乗ったのでたいそう重かった。でもだいだいはお鏡さんに(私は「鏡餅」と言うがきょうはみんなにならって「お鏡さん」と呼ぶことにしよう)、レモンは小石さんはお風呂に入れろと言うがもったいない、便利な蜂蜜漬けにしよう。鬼柚はうーん、どうやって使おう、わからない。ゆずは柚大根!大根仕入れて作ろう〜。
と思って神戸に帰ると、いつも滋賀県にある自分の畑で採れた野菜を大量に持って来てくれるYさんが、引き抜いたばかりの土付き大根を木馬に届けてくれた。なんていいタイミング!素晴らしい。Yさんと相棒のNさんは予約が入れば店を開けるという贅沢な日本料理屋をされていて営業日は月に7日間くらい。きょうは紅茶豚のレシピを教わる。
そしてそこでついたお餅も持って来てくれた。急にお餅いっぱいだ!さぁ、お正月モードになってきた。