花から

kazumi-amitie2007-03-28

岡山の山奥からいただいた『三椏(みつまた)』を木馬に植えた。山奥から小都会に引越だ。花から先に咲いてあとで葉が出る。ジンチョウゲ科らしく黄色い小さな花がわんさか固まって咲いていて、とてもかわいい。これは枝が必ず三つに分かれているので『みつまた』と言う名がついていて、三本の枝にそれぞれ三本、また三本と大きくなっていく。この木の皮は和紙の原料、そして紙幣の原料でもあるらしい。
敬子ちゃんがフランス在住で通訳してた時、日本文化紹介の「ちぎり絵」のコーナーでフランス人が「和紙は何から作られているのですか?」と質問し、ちぎり絵の先生が「コウゾミツマタです」と答えてそんなの知らないので訳せなかったと笑い話を昔聞いたことがあるが、その『ミツマタ』。
分類は違うが『コブシ』も『木蓮』も花から。この2つは見ると懐かしい気持ちになるのである。家にあったのかなぁ。石神井時代はあったけど。元町の街路樹はいまきれいなコブシでいっぱい。