麻痺

初顔合わせがコンセプトのアミチエライブvol.3は、川瀬さんコーディネイトでドブロギターのアンドレさん、初顔合わせのパーカッションの田中良太さん、そしてリハーサル中に呼びだして本番に間に合って飛び入り参加の三木くん。Tennessee WaltzやHome sweet homeなど、とってもブルージーなアメリカ〜ンなサウンドで、いつもはジプシーギターの川瀬さんもきょうはフォークギター。マカフェリギターを始める前の姿を見たような気がした。
川瀬さんはギターがしたくて最初は魚関係の仕事を始めたそう。朝が早いから夕方からリハーサルして本番ができるからである。その後「自分で会社を作れば自由に時間が作れて音楽活動ができるのではないか」と思い、友人達と掃除を請け負ったりするような株式会社を立ち上げる。するとその会社は軌道に乗ってしまい、新入社員などが入り出し、ますます音楽活動ができなくなってきた。そこで役員から退き、自分で作った会社なのにタイムカードを押す身分に降格。夜な夜なライブをしてぶっ倒れ、とうとう会社を離れたそうだ。今もその会社は健在らしい。なので私の周りのミュージシャンの中では川瀬さんだけお金の計算がダントツに早いのである。奇妙な数字を3で割ったりすることもできる(当たり前か?)。
4月7日の円山公園の童謡サロンは三木くん、良太くん、川瀬さんが遊びに来てくれることに。いろんな屋台(http://kyoto.areablog.jp/doyo-salon)が出る中、にぎやかしで演奏してくれるそうだ。
「うぉ、うれしい!来てくれるならこれやって、あれやって。そうや!練り歩いて」とかいろいろ言ってたら
「迷惑かけられすぎて、きっと俺ら麻痺してるで・・・」と川瀬さんと三木くん。