博多で母が最近習い始めたシャンソンの発表会。経営してる老人施設にボランティアでこのシャンソンの先生が歌いに来られて自分もやってみたいと思ったらしく、猛烈仕事漬けの日々の一瞬の隙間に習いに行っているようだ。
父とホールに入ると母の兄弟姉妹がどっさり！母は８人兄弟の６番目。ぎょっ！そっか、ここは九州だった。覚悟決めて会わないとこの母方の親族はみんなあまりにパワフルなので負けるのである。ほぼ一列兄弟姉妹で並ぶ。
歌う前に一言ＭＣして始まるのだが、職業柄かシャンソン特有の甘い感じの出演者と違ってかっちりきっちり話して先生のよう。でもほぼ語りのシャンソンを黒いロングドレスで真っ青なショールをして髪にも顔にもキラキラつけて歌ってた。
終わってロビーに出るともう母も出てきていて、さらに親族と会ってしまう。こんなに集まってるからお茶でも飲もうということになったが、みんな人の話はまったく聞かない、主張する、足並みを揃えないタイプばかりなので、強烈にばらばら。叔父がホテルを指定したはいいが結局揃ってもそれぞれの主張があり、解散。解散するときはあっさり。えっ？あっ？っという間にいなくなる。そう、これが私の半分の血。父方は佐賀でゆったりおだやかなんだけどなぁ。
この中にいると私は足並み揃える訓練を関西でされたように思う。
