引越し

kazumi-amitie2007-07-24

今朝起きてメールを見たら、すごくうれしいライナーノーツが届いていた。サティの自費出版CDのデザインがピカソでライナーノートがコクトー(まったくもって架空の話)だったりするのと似ていて(ウソですよ、ウソ)、私のCDもびっくりするような素晴らしい人たちに関わってもらっています。これは出てから公表しようかな。


きょうはオランダへ帰ってしまうインゲさんたちの引越しを手伝うため京都へ。ものすごい暑さ・・・。盆地の暑さは神戸とは違う。32℃くらいある時間に今出川で降りて歩いても彼らの町家が見つからない。電話してみると、今出川ではなく丸太町だった。またもや一駅違い。さすが碁盤の目の京都は間違った駅で降りて同じように歩けてしまうのである。
今回はオランダに子どもたちを残して引越ししに帰国してるので、子どもたちの姿はない。さすがやんちゃ盛りの男の子2人育った家なので、破れていない障子なんてなし、枠も壊れている箇所もあり、床もいろんな傷がある。成長の跡がたっぷり残るお家。路地では近所の子どもたちの遊んでいる声が聞こえる。「子どもの帰ってこない家は家じゃないね」とインゲさん。ダンナさんのディックは日本現代史の学者なので資料の量がハンパではない。映画のDVDだけでも千枚くらい、しかも全部年代別に揃っている!CDはすべてアルファベット順に仏壇の間に並んでいた。学者という職業は整理のできる人しかなれない。でもとうとうオランダかぁ〜、さみし〜。いつか遊びに行こ〜っと。