大阪文化

大阪の太閤園で童謡コンサートの見学。来年読売ファミリーのこの企画のひとつとして童謡サロンをするのだ。このシリーズ化されてるコンサートは画家兼このプロデューサー、司会の女性、そして産婦人科医の3人の構成。毎回満員らしく今回も200人以上は常連のようなお客さんがいる。なんと2時間お客さんが歌いっぱなしの童謡コンサートなのだ。産婦人科の先生が2時間立ちっぱなしでアコーディオンを次々暗譜で弾いていき、1曲終わると次の曲のイントロにそのまま入っていく。その中で司会の女性はしゃべりながら進める。そしてサングラスをかけた画家の先生は間にお話はたまに入れるもののいさぎよく手拍子のみである!(歌いたい曲だけマイクを持って歌っておられた)3人がステージの前にいて客席の横にはお客さん用の水が用意されている。まるで持久走のようだ。ステージに音楽家はひとりもいない。難しいことも凝ったこともしていない。でも毎回満員、お客さん大満足。妹が関西に来てテレビを見ていると、「大阪制作の番組は話術に任せて凝ったステージも映像も作ってない」と言っているが、まさにそれ。話術抜群、CDや本などの物販の宣伝も術抜群。電車で30分でこんなに文化が違う。商売力のある大阪文化満載だ。来年2月このシリーズで童謡サロンが決まっている。最初に2時間お客さん歌いっぱなしで、その後1時間童謡サロン。はぁ〜・・・こりゃ手強い。