託す

おーらいから来春発売の録音参加。1ヶ月ぶりにおーらい清水氏とも会い、打ち合わせしないといけないことが山のようにあるのに、パリャーソのツアー中に親しい人が亡くなったらしく「生きる」テーマの話になる。ところが私も今夜はお通夜。屋久島クルーズのときにいつもベースを弾いてもらっていたベーシストのまーさんが亡くなられた。シンセの土井淳さんに車に乗せてもらって阿倍野の式場へ。イレギュラーに私のバックをしてくれてたと思うがブルース弾きで、桑名正博、大西ユカリ、宇崎竜堂などなどのお花がずらり。会場もブルース関係のミュージシャンで埋め尽くされている。なんと52才だったそうだ。現役バリバリの死。
「こんなことで久しぶりに会うなんてなぁ」と声もかけられる。そう、なかなか会わない人とは会わない方がみんな無事だと、よく思う。このお通夜に行く前に大森先生が急に「死」について語りだされて、「最後に誰に何を託すかによって、その人物の生きてきた訳が問われるんじゃないか」という話になった。うーむ、「託す」か、私に「託せるもの」ってあるのかなぁ・・・。