お鏡さん

kazumi-amitie2007-12-28

京芸時代から家族のように過ごさせてもらってる京都・桂の小石家で餅つき。50kgはある欅の臼がを出てくる例年の行事だ。今年ははじめて臼取りをさせてもらう(このことばはじめて覚えた。「お餅ひっくり返す人」と言ってた)。ほぼ毎年参加してるというのに、いつまでたっても一人前扱いされてなくて触らせてもらえなかったが、初!まったく信用なかったが上手いと言われた。えへへんっ!
ことしは小餅以外に鏡餅も作る。京都の人たちなので鏡餅は「お鏡さん」と言う。あと謎のことばも初聞き。小餅の上にさらに小さい小さい丸めたお餅を置いてそのお餅を「ほしつきさん(?)」と言ってた。お手洗いなどに置くらしい。小石家の親戚で320年間京都で庄屋さんだったお家があって、そこの餅船は骨董品のように素敵だ。家の刻印も押されてある。いったい何代に渡って大事に餅船を使ってるのだろう。
果樹園のようなお家なのでお鏡さんの上に乗せるだいだい、ゆずり葉もそこのお庭で調達し、ゆず、はっさく、レモンなどの果実も摘んでリュックに積め、自分の臼取りの手の入った2つの実家と自宅のお鏡さん、小餅、うる餅、よもぎ餅などをスーツケースに積め、すごい荷物で阪急電車に乗って神戸に帰る。さぁ、お正月準備だ。