3回忌

M姉御のダンナさんの3回忌。お寺での法要ではなく、ジャズライブハウス貸し切りで地元板宿から料理を運ばせる。正面にダンナさんの写真と好きだった煙草にお酒。
ダンナさんとは中学時代からの同級生でそのまま青春時代を過ごし結婚、今でも小学校時代からの友人がガッチリ周囲にいる極めて濃い人間関係。私はダンナさんが亡くなられたことを何ヶ月か後に知った。「どうして教えてくれなかったんですか!」と聞くと「死んだって思ってないから」ってM姉は言ってた。その後、お家におじゃまするとリビングにダンナさんの写真、まだ小さい息子たち2人との家族4人の写真が飾られ、珈琲に煙草で仏壇などはない。きょうも「お寺にお金渡すなら音楽家に渡した方が彼も喜ぶ」と演奏付きの3回忌だった。M姉御らしい。最後の挨拶時のM姉は目は真っ赤でいっぱいの涙なのに決して人前で流しはしない。ダンナさんの亡くなられた日の1年1日あとに初孫の男の子が誕生した。
私が大学1年くらいで出会ったご夫婦でものすごく大人に見えてたけど、今の私くらいの年齢だったんだろうな。