古楽器

kazumi-amitie2008-07-24

ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の坂本利文さん、奥様のリコーダー奏者洋子さんの奈良町のお家へ。まぁ見事に素敵なところ!猿沢池から徒歩2分くらいの町家で奥に長く、中庭も裏庭もあり、打ち水をすると2℃ほど下がる。お庭で採れた梅は天日干しにされ、井戸もあり、こんなすべてに愛情が注がれたこんな素敵なお家にいると外に出たくなくなる。そしてそんなところに世界の珍しい弦楽器、打楽器がたくさんあるのだ!きょう見せてもらっただけでイランのサントゥール、ハンマーダルシマー、バロックハープ、アフガンラバブ、ニュッケルハルパー、ハーディーガーディーなどの弦楽器や、アフリカや中近東、ヨーロッパ、アジアの打楽器などなど。プサルテリオンを持っていったら、坂本さんがプサルテリオンの資料をいっぱいコピーしてくださっていた。どうやって弾いているかの絵や壁画とかビジュアルの資料、プサルテリオンで弾いたら似合いそうな楽譜などなど。ビックリ!めちゃうれしい!!
そしてプサルテリオンを買ったときについてきた練習本の中の1曲を聞いてもらうと、すぐさま譜面が出てきた。えええ〜〜!練習のためだけの曲じゃなくって本当にあった曲なんだ。しかも歌詞もついていたのでみんなで合奏。うぉ〜〜〜、うれしい!!ああ、このあたりの古楽曲は細胞が騒ぐ。不思議にこの空気の中に身を置いておきたいと思うのだ。