ブラック・ジャック

ただいま肩から90度の角度で完全ギブスされているので服を着替えるのが大変だ。「もう見た目気にせずダボダボの着脱が楽な服買おうかな」と言うとマスターが「こんな時こそちゃんとお洒落するべきだ」と言う。えええ〜、だってギブスしてるしどうやったって格好わるいやん〜、と思ったが、そういや聞いたことある!思い出した。マスターが複雑骨折した時、ジャケット、黒いマント、山高帽にステッキという風貌で歩いていたらしい。「マスターはブラック・ジャックみたいだった」と大森先生が言ってた。これはマスター独特の美学だろう。
でも、とにかく先にこのギブスでも入る衣装を買わなければと、いつものハバダッシェリーへ。なかなかどれも入らず四苦八苦。ハバダの人たちに看護士みたいに服の試着手伝ってもらって、どうにかギブスしたまま入る衣装を購入。