プリン

kazumi-amitie2008-12-15

手術日。早朝マスターに新神戸駅まで見送ってもらい、きみちゃんと合流して病院へ。まず麻酔科の先生と打ち合わせ。普通は声帯の間に管を通すが、あなたは声を使う職業だから声帯の前で止める方法にしてみましょうとのこと。必ず声は出にくくなると聞いていたのでとても感謝。
そしていろんな質問事項。看護士さんに「うんこさん、いつでましたか?」と聞かれ「えっ?何さんですか?」「うんこさん」
何でもかんでも“さん”付けする京都で手術なんだと実感。
「骨(コツ)切りありますから時間かかりますよ。ノコギリで切りますからね」「酸素少なかった。変えてきます」「仮死状態で帰ってきますからベッド温めておきますね」ひー、看護士さん、そんなこと言わないでーと思いながら、きみちゃん、マスターのお姉さん、妹さんに見守られ、ベッドを移動し手術室へ。
手術着着た6人に囲まれ、うち1人はたぶん今朝会った女性の麻酔の先生。 「お付きの方は妹さんですか?」「い、友人…」と言ったとたんに意識がなくなる。
気付いたらすごい痛みと寒気に襲われ、どうやっても痛い左手、右で擦りたいが点滴、そして身体は寒さで震えが止まらない。痛み止め点滴が効いてきて、今度は酸素マスクと尿管を外してくれと頼むが、全身麻酔した後なのでまだダメと言われるも、自分でマスク外して呼吸しだしたので、予定より一時間早く取らせてもらう。いつも餅つき頼んでる小石さんがお見舞いに来てくれて、「お餅4キロ、鏡餅も欲しい!」と痛み絶頂時に注文してたらしい。
手術後、食べようと楽しみに買っておいた菓子パン。誰かが先生に聞いてくれたが食べてはダメの指令が下り、消灯まで付き合ってくれたきみちゃん、めぐみさん、風子さんがまたもや交渉してくれてプリンだけ許可が出て、急いで食べる。