京都

kazumi-amitie2008-12-17

1日3回検温、血圧測定。朝と晩に点滴、血の固まらない液を最後に入れ、管は通したまま。なので右手も点滴管が通ってるので本もなかなか読めない。ベッドだけで過ごすと疲れないから寝れないし、頂いた甘いお菓子も入らない。今日はお菓子食べたさで病院内を10周は歩いた。日々の仕事は頂いたお花に水をあげること、加湿器の水を入れること、以上。
担当の先生が「退屈でしょ」と消毒に来てくれてはじめて縫われた左手首を見る。怖くてメガネを思わず離したが黒い糸で縫われていた(ようだ)。
2日位の入院と思い込んでいただけに何の作業も持ってきてない。クリスマスの譜面くらい持ってきておけばよかった。
めぐみさん、敬子ちゃんが続けて来てくれたので気が紛れる。

斜め向かいは足の悪いおばあさん。私の横は足を骨折してる40代後半くらいの女性。
「あんたの娘はんはようでけた娘はんや。うちの嫁よりようでけてる」
「おばさん、そんなことあらしまへん」
「うちは姑はんと仲良くなかったさかい、お粥作っても食べてくれはらへんかった。姑はんの最後のことばは“腹へってかなん”」

京都の入院生活どす。