笑い

今朝、京都の病院の受付に並んでいると「和美さん!」と声をかけてくれる人が。彼女がきっかけでここの病院にお世話になることになったのだ。彼女S子さん→F子さん→きみちゃん→私へと、病院マイスターのきみちゃんがすごい勢いでこの流れを作ってくれて行くことになった。彼女は河合隼雄さんの秘書だった方で同世代、お名前だけ聞いていたがお会いしたことはなかった。ある日リハビリの部屋でなぜか目立つ存在の彼女がいて、「紹介してくれたのってこの人ちがうかな〜・・・」と思いながらこちらもリハビリをしていて、受付で彼女の名前が呼ばれて発覚。ご挨拶しに行ったら彼女もこの人が和美さん違うかな〜とずっと思いながらリハビリしていたらしい。めちゃくちゃ明るくてお話もおもしろい。毎回リハビリする前に30分ほど話まくって笑いまくってひと盛り上がり、リハビリの先生に「お話終わってから来てください」と言われるほど。大声で笑えない場所で笑うのは結構大変なのだ。
この方の話を谷川賢作さんにすると、「今度、京都である谷川俊太郎と僕のコンサートはその人の企画じゃないのかな〜。2部は河合隼雄さんを偲ぶ谷川俊太郎と工藤直子さんの対談とかって言ってたし」と首をかしげていたので今日聞いてみると、できたてほやほやの賢作さんのちらしが出てきた。やはり!
わたしは河合先生とは一度しかご一緒したことないが、シンポジウムが終わって食事会の時に延々と一緒に童謡を歌った。本当はお偉い先生だろうに、縁側でおじいちゃんと一緒に歌を歌ってるような人を緊張させない術をお持ちの方だったけど、この女性が秘書だったら笑いがきっと絶えなかっただろうな。笑いの処方箋。