八甲田山

kazumi-amitie2010-04-15

朝起きると、こんなでした。旅館前の小屋が埋まってます!きのうは峠を越えたけどここで八甲田山の標高900mくらい。
さて、ここ「酸ヶ湯」は湯治場でもあり、自炊できるところも診療所もある。きのうの乳頭温泉もここも乳白色のお湯。
きのうの「鶴の湯」は4つの源泉があり全部泉質が違う!江戸時代の秋田藩主の湯治場であり、藩主の警護をする武士たちの詰め所がそのまま残っていて囲炉裏もあり現在も宿泊できる。いつの時代に存在しているのかわからなくなるような時代劇のような空間で、でもそのまま現在。すごいです、東北。
雪の中で待機状態になると、笠やわらじを編んだりしてたんだろうなというのがはじめて実感される。大雪になると今の時代でもなかなか動けません。いやはや・・・でも神様はすごいもので、こんな寒い地域には素晴らしい温泉をいっぱい作ってくれてます。手先足先ほかほか。
というわけで、雪国の春は遅いということを始めて実感した旅でした。「温泉だ〜、わぁ〜い」と思って脱ぎ履きしやすいスリッパのような靴をつっかけて行ってしまったからねぇ。長靴じゃないとムリでした(でもこれは珍しいらしい)。季節制限の道なんて4月に入ったら解除されてると思ってた。まだまだゴールデンウィークまでは通行止め多いらしいです。ああ、ホントにあまっちょろい感覚でスミマセン・・・。雪を知りませんでした。雪国の人が我慢強いのもなんだかわかりました。でも、どうにか無事に神戸に帰国。