発電

kazumi-amitie2011-04-20

お昼はきみちゃんとみつきちゃんが我が家の小さなお庭に遊びに来てくれました。土遊びできる環境が一番!


そう、ほんと、つい1ヶ月前まで原発についてほとんど知らなかった。地震の国やしコワいからイヤという本能的なものはあれど、でも詳しくないのであまり原発反対と大声で叫ぶわけにもいかず、昔ながらの電気環境に戻せと言われたら喜んで戻す意志はあれど、うーん、いったいぜんたいどうすりゃいいねんと、この一般小市民でさえ考える世の中になってきました。で、母の一番上の兄(ようするに叔父)が波力発電を開発してた研究者で、何を考えて研究してたんだろうかと思って、原発事故後amazonで取り寄せましたらば、分かりやすく解説されているとはいえ、脳みそがまたもやシャットアウトしてしまいました。私はとても血縁とは思えない理科に超超弱い頭脳・・・。もしご興味ある方読んでみてください。以下、出版社の内容紹介。


波に憑かれて40余年【日本の波力発電】
益田善雄 著 霞出版社 発行


<内容紹介>
波力発電の構想は古く、世界では1000件をこえる特許が成立しているが、その実用化に成功したのは、著者たちによる日本のブイ用波力発電をもって嚆矢(こうし=はじまり)とする。その後いろいろと研究、実験、実用化が進められてきたが、最近では、テレビでも紹介された大型実験「海明」が世界の耳目を集め、現在では、堤防組みこみの波力発電も着々と進展している。
著者は、終戦直後の若き日、波のエネルギーに着目し、日本再建に寄与せんと一念発起、爾来、40余年、波力発電の研究実験にうちこみ、昭和51年には、功績により紫綬褒章を受章している。
本書は、その記録をつづることによって、日本の波力発電の発展のプロセスを物語り、未来を展望し、写真や図表を数多くもりこんで、広く一般の理解と関心を求めるとともに、各方面の多くの協力者の業績を顕彰し謝意を表する目的のもとに書き下された。関係方面はもとより、一般の方々にも一読をおすすめする興味ある科学読物である。


益田善雄 ますだよしお
1925−昭和後期-平成時代の海洋開発技術者。
大正14年3月17日生まれ。防衛庁技術研究本部勤務をへて,昭和51年海洋科学技術センター研究主幹となる。39年航路標識ブイの電源として世界初の波力発電に成功。大型の波力発電船「海明」の開発にたずさわる。福岡県出身。海軍兵学校卒。