編む

NHKカルチャー守口から木馬に帰ってきて、テレビにこだわりのない私が「テレビ見たいから家に帰りたい」とお願いして帰宅してきました。
今、BSプレミアムで糸井重里さんがアイルランドのアラン諸島へ編物の旅へ行く番組してます。
「編みもの」を通して、これからの時代の「幸せ」を見つけるというテーマ。
フィッシャーマンズセーターは柄のぶん分厚くなるので暖かい。柄にも様々な意味があって、絡み合ってる柄は家族を表す、はじごは天国へ行くはしご、漁師網の模様の中には豊漁を表す柄、等々。1枚編むのに200時間かかるものも。
アラン諸島でさえニッターは現在6人しかいないらしい。化繊が登場した、流行遅れ、時間がかかるなどその理由。そらそうやね、きのうからの話じゃないけれど、時間に換算すると全くもって割に合わない。
でも編物というのは「大事にされてるという感じ」「肯定されてる感じ」。ものすごく大事な人間の営みとして、これを震災復興の地場産業にしたいと動いておられるらしいです。
アラン模様なんてまだまだ先の話、編んだことないけど、私もおばあちゃんになったら編物教えられるようにしよ〜っと。


ほぼ日刊イトイ新聞
http://www.1101.com/news/2012-07-25.html