おろし金


京都の乾物屋さんのおばんざい教室2回目。「ひとさんが通らはるさかいに」「よそさんのぶんも」「みふくろ入れて」「したらあかんえ」と、めっちゃ京都...とこんなことばかり感心しとりましたんですが、きょう使った乾物は車麩、千切大根、春雨、干椎茸、きくらげ、大豆、干ごぼう、白玉粉、上新粉、片栗粉、小豆、山椒などなど。ほとんどの食材が乾物屋にあるってこと。あと、千切大根にする大根は、土の中で余分に1ヶ月埋めてて、抜いたらすぐに1日で乾かして取り込むらしい。家で千切大根何回も作ってるけど、ふつうに売られてる大根なのでどうりで違うはず。
終わってからおろし金を求めて錦市場の有次に。この前丹波篠山で山の芋いっぱい買ってきたからいいおろし金が欲しかったんです。今までほとんど100均で売られてるようなプラスチックのだったから。これで大根おろしするとふわふわになるらしい。「重いものはいいものだ」が口癖のマスターも持った瞬間「おおっ!これはいい!」とビックリしてました。表は粗め、裏は細かめで、メンテナンスもしてくれるので一生もの。名前も入れてもらいました。