童謡サロン・ソングブック第2弾

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今回のツアー用に作り直した【童謡サロンソングブック】
岩手県宮古市の仮設住宅集会所では、リクエストしてもらいながらみんなで歌いましたが、毎回必ずリクエストがあったのは『砂山』。「海は荒海 向こうは佐渡よ」です。
津波の被害を受けて4年半も仮設で暮らしてる方々を前に、当事者ではない私が選曲するなら避けてたでしょう。

『浜千鳥』も親を探す歌なので、「被災された方の前でよう歌わん...」とずっと避け続けてる歌でしたが、リクエストがありました。『しゃぼん玉』も歌詞がきつい、、、でも必ずリクエストありますね。

こう思うと、童謡というのは歌詞がキツイ(これ、関西弁のキツイ、標準語でなんて言うのでしょう、心が苦しいような意味)のが多いです。

今の時代、このような「はかなさ」を容赦なく子どもに突きつける歌ってありますかね。はかなさを教え込まないと生きていけないような、自然災害の多い国だったのでしょうか。

 

そうそう、『花が咲く』のリクエストがありました。
このソングブックに入れてなかったのです。歌詞もないのにみなさん覚えておられました。リクエストされた途端「しまったっ!!!」と思いました。
次回は『花は咲く』も入れますね。