キューリング

羊は自分の飼い主の声を聞き分けることができると聞いたことがあるけども、世界中の牛飼いも羊飼いも声を上手に使ってるような気がするけども、スウェーデンのこの唱法をキューリング kulningというそうな。

※キューリング kulning
スウェーデンの伝統歌唱法。スウェーデンでも歌う者が少なくなった伝送唱法である kulning (牛飼い唱法)を習得している。 キュールニング(kulning)とは、夏、牛飼いが牛を山の奥に連れていった際、 遠くの仲間と連絡を取り合ったり、オオカミの声の真似をして追い払ったりするために使った唱法。 広大な森と湖の地で放牧を営む牛飼い同士、かなり遠距離から意思疎通を図ったり、 放牧した家畜を呼び集めるために、女性が非常に高い声を自在に操る「キュールニング(牛飼い歌唱)」という意思疎通方法が発達したと言われ、 温度や湿度に合わせて「のどの音」を選び、腹式で裏声ではない高音を作り上げる。そうして生まれた声は、なんと3~4キロも遠くまで届く。

Harmony FieldsのHPより抜粋

ジャパネットの高田社長の声に犬は反応するというテレビを見たことありますが、牛に反応する周波数なんでしょうかね。
ノン・ビブラートが美しい。