ウィルス

九州の従姉から電話。『童謡サロン事務局』と名乗ってくれてるだけあって、ブラジル公演に行けるようにあの手この手の案(知恵)を出してきてくれる。彼女は旅行会社を経営しているのだ。突拍子もないような案だったりするけど行けそうな気がしてくるのがおもしろい。電話でしゃべっている途中に同僚やらダンナさんやら子供やら次から次へと人が変わっていき、その間にはきっと自分の用事をしていて手が空いたらまた電話口に出てくる。これは私もこの傾向があるのでよく分かる。
従姉はメールアドレスがなく電話一本勝負である。同僚のM氏に「Mさん、メールアドレス変わってない?」と聞くと、「変わってないけどひとつはウィルスまみれやけん、こっち送って。きっとあいつがウィルスまき散らしとるんよ。メールもせんのに、あいつ自身がウィルスやけん」。
彼女は助成金申請書書くのが抜群に上手い。とうとう2つ会社を起こしたそうだ。「当たり前よ、あんた、もらえるところからはもらわないけんっ!」あっ、はっ、はい。