ネコ

kazumi-amitie2007-04-10

大森先生は完全な犬派だったのに、長年連れ添った大型犬が死んで間もなく野良の子猫が迷い込んできた。お腹を空かしてへろへろ家に入って来て最初に大森先生の膝の上に寝てきたからもう大変。急に猫の可愛さを知ってしまったのである。それ以来まぁ何枚シャッターを切っているのかわからないほど写真を持ってこられる。建築家の川窪さんも完全猫派。猫2匹いるので奥さんと交代で海外や出張に行く。マスターは小さい頃、犬も猫も鶏も馬もいたのだが農業用ではなくお父さんの趣味でサラブレッド。皮の帽子をかぶり毎朝馬に乗っていたのだとか。ニワトリは川辺で首を切り落とされても走ってる様子を見て、「それ以来ニワトリは食べられない」とマスターは言う。(でも唐揚げは好きみたいなのだが・・・、そのときはチキンと言ってる)。造形作家の榎忠さんは小さい頃、飼育の資料にするために町の研究所に頼まれてブタを飼っていたのだが、時が経ち死んでしまった。すると研究者たちが来て調査し、その場で切り刻んで食べてしまったらしい。忠さんは自分のかわいがっていたブタを目の前で食べられ、それ以来ブタを食べられないらしい。
大森先生のお家の猫の写真を見て盛り上がる、いい年したおじさん3人衆。
マスターの家の犬の名前は代々、白だと「シロ」、黒だと「クロ」、茶だと「タロー」。猫は代々「ネコ」。