人あたり

kazumi-amitie2007-09-08

朝、行橋の沓尾海岸へ。乳母が懐(ふところ)という昔からある神聖な洞窟の前に巨大コンクリートで幹線道路を作られようとしている反対運動を叔母がしていて、きょうは朝から鶴来さんも畠山さんも妹も両親も従姉妹たちも集合して海岸の清掃。鶴来さんまで頭にタオルを巻いて工事が進んでいる海岸の空き缶拾いをしていた。


その後叔母の家で全員でごはん。昔の日本の家庭はこうだったのだろうか、ひとつのちゃぶ台を囲んで生存競争激しい大家族での食卓である。


さて、きょうは豊津の絵本屋ひょうまんていでコンサート。こんな田舎に谷川俊太郎さんとか来られて朗読ライブがあったりしている。豊津とはものすごく小さな村で私の母方の田舎である。私はおじいちゃん、おばあちゃんが生存中のお正月やお盆はここに帰っていた。
まさか豊津でコンサートをすることになるなんて、すごく不思議だ。さすが里帰りコンサート、想像以上に入りきらないくらいたくさんのお客さんが来てくれた。でもこのうち20人以上は親戚かも・・・とわかってないあたりも大家族。従姉妹、従兄弟、従兄弟の奥さん、従姉妹の子ども、従兄弟の子供、叔母、叔母、叔母・・・私の理解の範囲はこのくらい。
今回、妹の深川直美と従姉で彫刻家の原賀いずみとのワークショップも同企画だったけど、このいずみ姉のイベントの上手いこと、上手いこと!関西にいたらがっつりタッグを組んでやりたいくらいだ。
そしてその妹の従姉のまゆみ姉の受付、誘導の上手いこと、上手いこと!さすがツアーコンダクターだ。この二人が関西にいたら最強なのに〜〜〜〜。この従姉妹、潰されかけた動物園を署名運動して復活させ、朝に掃除にいった叔母(彼女たちの母、私の母の姉)と朝清掃に行った沓尾海岸の工事を半分でストップさせ、と超強力姉妹なのだ。
みんな生きる力が強い。九州に帰るとまだまだやなぁと実感する。
あまりの親戚の濃さをおもしろがってる写真家の畠山さん。「人がおもしろい〜」「ここにおったら人あたりするよ、食あたりじゃなく、人あたり!」と大声で叫ぶ従姉。