理解

私のソルフェージュの先生だった6才年上の作曲家・神谷依香先生のお宅へ。彼女のお姉さん・ピアノの朋香先生が私に音楽の道へ進めと強く言った人である。「(公立)高校受験落ちたら音楽するわ〜。でもわたしテニスして英語したい」と今から考えると想像もできないような「お洒落な吉田まゆみ漫画的な人生」を送りたかった私を説得し続けてくれた人。だって本当に落ちるなんて思ってなかったからなぁ〜(神戸は内申書制で高校落ちない仕組みになってるのだ!)。まぁ、それ以降、それでも超怠け者の私を3時間も4時間もレッスンしてくれ、妹のソルフェージュの依香先生も根気強く毎回4時間も5時間もレッスンしてくれた大恩師美人ご姉妹。レッスン室が家の裏だったのでお二人とも延長しまくって教えてくれた。この依香先生が「ユーミン好きやから歌する!」と言う私を声楽家井上和世先生のところに連れていってくれたのだ。
21日の全曲ユーミン・バースデーライブのちらしを渡すと「私もユーミン好きやから作曲し始めたんよ」と。えっ!え〜〜〜〜っ!!知らなかった、先生もユーミンきっかけでクラシックの作曲の勉強してたんだ!私のユーミン歌いたいという訴えを聞いてなかったわけではなくて、本人もそうだったのだ。
25年後の今日、理解。