博多の両親の車を借りて、熊本の黒川温泉へ。ずっと来てみたかった阿蘇の温泉地なのだ。選んだ宿は中心地からちょっと離れた薬師の湯のある山河（さんが）。駐車場を入ると北原白秋のようなマントを着た案内人が出迎えてくれた。エントランスも素敵、豪華じゃなくセンスが抜群にいい！
黒川温泉の旅館はオーナーの手作りというのが多くて、ここも庭はすべてオーナー作。「枝一本折れません」と従業員の方。彼は隣の温泉地で育ち、「旅行に行ったときだけ温泉に入れないんです」と言ってた。なんとうらやましい！
黒川は大きな旅館はひとつだけで、あとはみんなこじんまり15部屋くらいしかないところが多い。入浴手形があり、泊まる旅館以外の温泉も三ヶ所入れるし、泊まらなくても入れる。団結して盛り上げてるので、こんなものすごい山奥でも予約とるのが困難な人気の温泉地になっているのだろう。
どこの軒先にもトウモロコシがぶら下げられている。聞くと料理で使うわけではなく、馬のためらしい。
さすが熊本！
