星の王子さま

京都大学でノーベル物理学賞を受賞された益川先生の講演会+シンポジウムに童謡サロン登場。
懇親会で霊長類の博士から「お猿のかごやはどうしてホイサッサという掛け声なんだろうね。日本猿は「ホイヤー」と叫ぶんだよ。ところで歌の起源は・・・わかりますか?」
「?」
ことばができる前から、歌い踊りコミニケーションをとっていたらしい。リズムが先か歌が先かはわからない。これは人間になる前ネアンダルタール人の頃の話。肉食動物は低い周波数の音しか聞こえず、高い周波数で木の上で子守唄を歌って子どもを寝かしつけるところからはじまってるとか。4本足だったけど2本足で立てるようになって身体でリズムがとれるようになり音楽的身体が作られたとか。まだまだお話聞いたけど、この話はおもしろすぎるので、ちゃんとこの博士から聞かないと間違えてるかも。


さて、次にお会いした博士。
「あなたの音楽の立ち位置は・・・」
「?」
いただいた名刺を見ると「経営学」の博士。思わず大笑いしてしまった。ニーズとウォンズを自分の中で仕分けすると良いとか、音楽マネジメントの話とか、思いがけず童謡サロン経営のカウンセラーのようでした。実行できるかはさてさて。
あと「宇宙天気予報」を発信する理学博士、生命科学の博士、物質・細胞の博士などなど。
小惑星を旅してどこか変な大人に会っていくサン=テグジュペリの「星の王子さま」のようでした。益川先生もそうですが、極めてる人たちはおもしろすぎ!