形式外の大拍手

佐渡裕さん指揮、兵庫県芸術文化センター管弦楽団のベートーベン交響曲第5番『運命』とR.シュトラウス交響詩『英雄の生涯』第1回定期演奏会へ。
『運命』の最初の「ジャジャジャジャーン」で指揮棒が折れ、上着のボタンが吹っ飛んだ!あららっ?私って『運命』をコンサートで聞くのはじめてかも。
『英雄の生涯』、佐渡さんは小学校高学年の時にこの曲を聴いて夢中になったそう。それ以来、この曲を振りたくて振りたくて何度もトライしたけど、体調不良でキャンセルになったり公演が延期になったりと恵まれなかったのが、今回自分のオーケストラで実現したらしい。拍手を浴びてる時しあわせそうだったな〜。
2,000人のホール×2日間のチケットが即日完売になる佐渡さんのコンサートで今日は追加公演。これもまた一瞬にして完売。
クラシックを初めて聴くお客さんも多かったみたいで、最初にオーケストラが出てきたら形式的に拍手がくるんだけど、今日はまるでこない。佐渡さんも「今日のお客さんは手ごわいなー」と思ったらしいが、演奏会が終わってオーケストラが退場するときには普段ないくらいステージから誰ひとりいなくなるまでお客さん大拍手!!