ピアニッシモ

兵庫県立芸術文化センターで佐渡さん指揮、バーンスタイン『キャンディード』序曲、ピアニストのブルーノ・フォンテーヌ氏が入って交響曲第2番『不安の時代』、そしてチャイコフスキー『交響曲第4番』。この2楽章は佐渡さんがはじめてバーンスタインの指揮のレッスンを受けた曲らしい。
私は一応京都芸大出身だけど、恥ずかしい話だがはっきり言ってオーケストラの曲はほとんど知らない。知識はエリック・サティ周辺のみ(でもここだけは自信ある)、かなり偏った好みだったので、佐渡さんのおかげでいろんな曲を知ることができている。とっても感謝である。
きょう『不安な時代』あとの最後のアンコールは、ブルーノ氏が全部小さい音なのに天まで届くような、天に召されるような、それは美しいバッハとsomewhereがミックスされた曲だった。すべてピアニッシモ。最近曲聞いて涙出過ぎ。