お散歩

kazumi-amitie2007-01-20

今朝、錦花鳥のオカベの籠にいつものようにサイズが丁度のサンケイリビングを敷こうとすると、昨年12月にオープンした神戸文学館のニュースが目に入った。陳舜臣展で西遊記の紙芝居と書いている。昔からあの建物は大好きなのに中に入ったことがなかったし、家から近いので初めてふらっと入ってみたら、NHKのレポーターをしていた阿部星花ちゃんが司会をしていてバッタリ、神戸新聞の知人ともバッタリ。
案の定、素晴らしい建築!古い洋館好きにはたまりません。明治37年に建てられた関西学院のチャペルらしい。日野原重明さんとお話してるとき「ぼくは関学だったから神戸っ子なんですよ」と言われて「なんで?大阪やん〜」と思っていたけど、旧制中学は神戸の灘にあったんだな、納得。きょうつじつまが合った。
ここってコンサートできないかなぁと星花ちゃんにぼそっと聞くと館長を紹介してくれ、神戸新聞の知人もスタッフの方に話をしてくれた。あららららららら、ふらふら散歩の格好でご挨拶。
きょうは『神戸文学館で兵庫文学館を見よう』というイベントだった。兵庫文学館というのはネット上の文学館らしい。スクリーンでネットの説明もあり、西遊記の紙芝居演劇もあり、そして陳舜臣さんご夫妻も来られていた。ここは兵庫県ゆかりの作家たち、谷崎潤一郎や稲垣足穂、小泉八雲などの資料もあれば、現役の妹尾河童さんや野坂昭如さんらの原稿もある。そっか、涙が止まらずしゃっくりしながら見た『火垂るの墓』は神戸の話だ。す、すごいやん〜とか思いながら館を出て、横から見えて気になって仕方なかったお隣の王子動物園を何十年ぶりに覗く。閉園時間で入口近くだけ入ってすぐ出たけど、目の前はフラミンゴ。なんちゅー懐かしい・・・場所変わってない。右をみると象がいた。