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人物紹介シリーズvol.1

kazumi-amitie2007-02-07

「この曲和美ちゃん似合うじゃない?」とパク・コニルさんが13世紀から16世紀まで使われていたヴァイオリンの先祖の楽器ヴィエールで歌曲を弾いてくれた。うぉ〜〜〜、ダンスリーの音だ!大のダンスリーファンにとっては目の前で鳥肌もの。24才の時、多摩美大でエリック・サティの研究家秋山邦晴さんの授業があると聞き、教室に侵入して授業を聞いた。その時黒板にいきなり秋山さんが『ダンスリー・ルネッサンス』とくせのある文字で書き、坂本龍一とダンスリーが一緒に中世の曲をしているCD『エンド・オブ・エイジア』をかけた。
「彼らは関西を中心に活動をしている中世ルネッサンス音楽を専門にしている合奏団で〜〜〜」と説明。すごく惹かれたので神戸に帰ってスケジュールを調べたらすぐにダンスリーのコンサートがあったので聞きに行き、はまった。その後も何回か聞きにいっていたが、震災で移転したての木馬からパクさんのような人が出てきたので「マスター、あの人ダンスリーの人???」と聞くと「それは知りませんが音楽家ですよ」と。「えええ〜〜、ダンスリーの人やん!!」ってなミーハーな初顔合わせだったような・・・。それもいまや遠い昔のようで震災で彼の店がつぶれて新しい店を出す時には連日マスターと設計図を前に話し合っていたし、いつだったかよく覚えてないけど私は長田の空いてるパクさんファミリーのお家を借りていた時期もあるし、夕方よく木馬で顔を合わすので今となっては相当近しい人だけど、この楽器を弾くと「ダンスリーやん!!」と超ミーハーになる。
普段は『トントンパク』という焼肉屋をしていて、呼ばれればフランスへ演奏旅行に行ったり、領事館や美術館で演奏したり、でも普段は焼肉屋さん。たしか多摩美の授業で秋山さんも「パクさんというレベック奏者はふだんは焼肉屋をしていて・・・」と説明していた。きょうもリハーサルから店に行くまでのわずかな時間の木馬での話。最初に聞いたCD『エンド・オブ・エイジア』の録音の時、当時YMO全盛期の坂本龍一が宝塚ベガホールから大阪までのタクシーを呼ぼうとしていて「阪急電車の方が混まないし安いですよ」と言った人物。坂本龍一が有名人だとは全く知らなかったそう。