密談

kazumi-amitie2006-01-30

朝早く目白庭園の『赤鳥庵』へ。
この名前は、1918(大正7)年に創刊された童話と童謡の雑誌『赤い鳥』からつけられた。この雑誌の主宰者・鈴木三重吉の邸宅がこの『赤鳥庵』の前にある。彼は当時の日本を代表する作家に呼びかけて新しい子どもの童話と童謡を作ろうと訴え、それに集まったのが北原白秋、泉鏡花、芥川龍之介、島崎藤村、徳田秋声、高浜虚子、有島武郎、小川未明、谷崎潤一郎、西條八十、佐藤春夫、菊地寛、三木露風・・・といった人たち。鈴木三重吉は童謡の生まれたまさに中心人物。
ここで童謡サロンしようかなと見学させていただいたが、日本庭園のあまりの美しさと静寂さに心の中で却下。ここでするなら楽器なしで静かに誰かが朗読したり、ひそやかに無伴奏で歌ったりしたい。


そこから今度6月に童謡サロンをする東中野のポレポレ坐で打ち合わせ、その後半蔵門の英国大使館、皇居、大都会東京を見下ろせる抜群の眺望のレストランで打ち合わせ。(きのう名古屋駅で立ち喰いしたとは言えない!)その後、茅ヶ崎のナスマサタカさんのアトリエで童謡サロンの密談。これは楽しくなるよ〜、まだ内緒。ここのアトリエは最高〜!
24時間以内に6つも打ち合わせしてただいま帰神。また仕事いっぱいしてる人みたいなスケジュールで芝居みたい。さすがに疲れて新幹線で寝てしまい、気がつけば姫路。