SARAVAH40周年のピエールさんのコンサート。それに和美も、ということになって一緒に劇場に入り早々『Plus fort que nous』を一度だけ通す。きょうはすっかりアミチエのリハーサルと思っていたが、これがピエールさん率いるSARAVAHの精神でドキドキ感満載。きょう歌うなんて思ってなかったから本番の衣装なんてないよ〜！まやに上着を借りる。
ピエールさんのコンサートはいつもながらさりげない。曲順も決めないし、お宅のリビングに呼ばれた感覚でコンサートが進んでいく。あのリラックス感がお客さんはとても気持ちいいのだろう。SAMBASARAVAHも口ずさんでいる人が多い。
お噂はかねがね聞いていたジョンピエールとは初対面。茶目っ気たっぷりな強引で色っぽいジャズピアニスト。ピエールさんの歌の時はジョンピエールの後ろで聞いていたのだけど、彼は譜面を見ずに歌詞カードを見ながら弾いていた！詩をとても大事にするフランスらしいアプローチ。ピエールさんのコンサートはこんなことは普段気付かないけど大切なことなんじゃないかと詩や音楽を通して問い掛ける。お話もしっかりする。帰りものすごくお客さん喜んでいた。ピアノの調律師は20年以上この仕事しているけどこんなに感動したのは初めてだと言っていた。
