絵描き

kazumi-amitie2007-06-17

父が博多から日帰りで神戸へ。会社の上司だった方のお通夜だそうだ。アルコールがまったく飲めない父は少しの時間木馬に来て珈琲を飲みながらマスターと絵の話。
うちの家族は私以外みんな絵を描く。両親は東京でのサラリーマン時代も土日はずっと油絵を描いていた。小さなものから2mはあるような大きなものまで、一部屋まるまるアトリエで、いろんなところに出品していた。
私も描いてみようかなぁ〜とキャンバスにデッサンして置いて帰ったら、母に塗りつぶされて別の絵に代わっていた。(途中で帰る方が悪いと一喝された。生存競争激しい)母が描いたセーヌとエッフェル塔のあるパリの風景を私がなんか構図おかしいんちゃう?と言ってしまったら、翌朝エッフェル塔が新緑の山になっていて、九州の自分の田舎の山と川に早変わりしていた。私の成人式の時などは写真じゃなく椅子に座らされ、3人に囲まれてデッサン大会になった。で、父は仏像彫刻もしてるそうである。
ふと横を見るとマスターがきょうのお昼に描いたのだろうか、ポスターの上に鉛筆で走り描きされた絵がテーブルにあった。