ルーツ

大阪のホテルニューオータニのチャペル『エンジェルズ・アイ』でリュートの高本一郎さんのコンサート。まさかと思ったがここの壁画は山本容子さんだった。うひょー、かわいい。
小さな音のリュートでもすごくきれいに響いて気持ちいい。お客さん満員。フランスの古い恋歌、舞曲などすごく良かった。歌いたい。歌はテノールの畑儀文さん。実はお会いしてなくて別録りだったけどサキタくんが音楽を担当しているNHK教育の『シャキーン』でデュエットさせてもらってる。
バロックギターで演奏していたアンコールのイタリアの舞曲はフラメンコみたいだった。きのうの1800年代のBellini『Vaga luna』は津田さんと川瀬さんが解読して発覚したのだが、ブラジルのショーロと同じコード進行らしい。人間はいろいろと陸や海を渡っていくのですね。私のルーツはどこなんだろう。ポリネシア系でもありそうだし、韓国や中国からかも知れぬ。九州だしね。知りたいような、知らなくていいような。