ぜんぜん

「しまった!」と言うとマスターにおこられる。
「〜すればよかった・・・」なんて言おうものなら一気に不機嫌になる。
「してみてもいいかも」みたいなどっちつかずのニュアンスは無視される。
「だって〜と思ってたもん」と言い訳なんぞすると、・・・一番こわい。
「ぜんぜん大丈夫です」と言うとこれまたおこられるので、言ってしまったとたんいつも聞かれてなかったか冷や汗をかくのだけれど、きょうマスターが「全然大丈夫という日本語は正しいらしい」と言っていた。NHKで特集をしていたらしい。夏目漱石や森鴎外の小説に「全然+肯定文」があるらしく、大正時代あたりから否定文にしか使われなくなっていたので、戦後教育を受けたマスターたちには違和感があるのだそうだ。
って、本当は私の世代も最初は違和感あったと思うけど、使ってるうちに全然なくなってきたんですよね〜。(正しい?)