紙漉き

kazumi-amitie2009-11-14

加賀二俣手漉き和紙職人の斎藤博さんの工房へ連れて行っていただいた。二俣は百万石加賀藩の御用紙漉きの地。皇室の障子にも斎藤さんの紙が使われているそう。表には紙の原料になる三椏(みつまた)、裏には楮(こうぞう)、枝の皮を乾燥したもの、黄蜀葵 (とろろあおい)の根っこを乾燥したもの、すごい!化学的なものは入ってないから、食べれそう!
いろんな和紙も見せていただく。大きな和紙、ぽち袋、葉書、便箋、色紙、大学の卒業証書、透かしの入ったもの、一番グッときたのが陳情書。市とかが国へお願いするときに書く和紙。素晴らしい和紙にポップな絵も入っていてまた薄い和紙が漉かれている。こんなのにお願いごと書かれて大臣の机とかに置かれていたら、オッケーしちゃいそう。こんな素敵な作ってくれと言った役所の人センスいい〜!
きのうから和紙づくし、料理は昨晩は海の幸づくし、お昼は川の幸に山の幸づくし。なんて贅沢な金沢2日間!