形見

神戸のアートサポートされているギャラリーのオーナーの奥様が亡くなられて一周忌。ギャラリーへ伺うとお花もいっぱいだったけどそれより洋服、鞄、靴でフロアが埋め尽くされていた。「急に思いついてね、形見分けしてるんですよ」とオーナーのSさん。奥様は50代後半か60代だったと思うが、とてもそうとは思えないとてもキュートなラインナップ。
何年か前にギャラリーにうかがった時、奥様が指のマニュキュア10本全部違うカラフルな色に塗ってるから、「どうしたんですか!」と聞いたら「デパートで選んでたらね、こんなになっちゃったの〜」って。トアロードでバッタリお会いした時は「和美さん、この間言ってた神戸踊りはね、こうやって踊るのよ」と道の真ん中で振りつけて踊り出してくれたこともあった。超美人なのにめちゃくちゃキュート!ほんとに可愛くてよく見とれてた。
私はお花のついた布の大きな白い帽子とスカートを形見にいただきました。