肝油

メバチコができました。これは神戸弁らしい。正式には「モノモライ」とか「目イボ」とか言うのかな?
眼科に行くとなんとビックリ。これは感染症系ではないらしい。まぶたの後ろの油のでるマイボーン腺とかいう分泌が悪くなってるそうで、慢性化してひどくなったら切りますよ、と。き、き、切る〜???
マスターに言うと、「メガネ印、眼鏡印の肝油というのが僕の小さい頃あって、あれは目にイイはずだ!肝油ドロップもあるが眼鏡印がいいはずだ、小学校で配られてた」と言う。
薬局に買いに行くと、「肝油は戦後のビタミンAが不足してた時代には必要でしたけど、今の時代の食生活ではまったく必要ないです。医薬品からも外れてしまいました」と薬剤師さん。肝油ドロップはかろうじて医薬品としてあった。
買わずに木馬に帰ると、マスターは同年代の人と肝油の話で盛り上がり中。「まったくモノモライには効かない」という薬剤師さんのことばを言うのに気が引ける。でも言うと笑って「僕みたいに今の時代でもヨードチンキ一筋のタイプには、肝油は効くかもしれないねぇ」とまだ肝油神話は崩れていませんでした。