からたち野道

kazumi-amitie2011-05-07

初・THE BOOM@神戸国際ホール。THE BOOMの4人+鶴来さんという編成。なんと鶴来さん、すごい役目じゃん!こんなことずっとしてたのね、知らなかった〜とビックリ。何曲か続けて『風になりたい』おお〜、知ってる知ってる。『島唄』本物や〜ん!とミーハーに思いながら、宮沢和史さんの初MCは「神戸、淡路、阪神間の方々は痛みを知ってる人たちなので」ということばだった。神戸のこと気にかけてくださって感謝。3月の震災でCDの発売が延期になり今回のコンサートツアーも趣旨を変えてすることにしたらしい。MCはほとんど被災地を思う気持ちのことだった。車にギター1本積んで福島にも行かれたらしい。
そして『からたち野道』(THE BOOMファンの方、知らずにスミマセン!シングルだったのですね)。
「もう二度とつらい日が来ませんようにとまぶたを閉じた」「泣いたらだめよと虫の音小唄」とかあまりに今の被災地の方々の現状とだぶって聞こえてきて「赤い実」とか「紅い血」とか出てくるんだけど、そういや民俗学者の大森先生が赤は生命の色と言ってたなとか思い出したり、「これ以上つらい日が来ませんように」というフレーズが胸に突き刺さる。なんだこの歌、すごい曲!私、歌いたい!と久しぶりに強い衝撃を受けて、終演後、PASSいただいてたので宮沢さんに直訴。許可いただきました。作詞作曲のご本人に了解いただいたので、心置きなく歌えます。いつ歌えるかな。鶴来さん、誘ってくれてありがとう。