女川町

kazumi-amitie2011-06-23

石巻を通って女川町、言葉を失う状況の光景を通って避難所になっている総合体育館へ。みなさんからご寄付いただいた「くちびるにうたを」を配ってみんなでいっぱい歌いました。
そして女川第一中学校に避難している女川第一小学校へ。円周率の歌や村祭などを和太鼓の上田秀一郎くんのリズム遊びと合わせて。最後にシャキーン!を歌ったら大受け。「確かに似てる〜」と言われた。本人です。この景色の中で響く子どもたちの笑い声は本当に救い。学校は地震でできなかった分の文科省指定のコマと数を戻すのに7時間授業になったりしてるらしい。
童謡サロンってこういう時のために作ってたんじゃないだろうか、16年前の震災を頭に置きながら構成作ってたし、避難所でも小学校でも今必要なものかもしれないと思う。あとで校長先生にゲスト先生で来てくださいと言われた。
ただ正直なところ情けないことに、学校に着いた頃、あまりの光景で頭がものすごく痛くなってて、みんながんばってるのに部外者の私がこんなになってどうすんねん!と自分を怒りながら一日元気にいるふりをしました。和太鼓の上田くんに練馬の実家まで車で送ってもらい、この私が食欲もまったくなくバタンキュー。今頃の時間復活してちょこっとだけ夕食食べました。2日でクルマ往復800キロ。神戸の避難所で太鼓をたたきだしたのが始まりの上田くん(私の行ってた隣の中学出身、神戸弁丸出しの2人)、アドレナリン出まくりで被災した方々のために日々奮闘してます。
「光灯せし希望と祈りの太鼓」プロジェクト
http://giant-spotlight.p1.bindsite.jp/index.html