将来の夢

kazumi-amitie2008-05-10

高知県吾北のほどのへ。闇夜の中、山を子どもたちだけで登ってきて音を体験する『てんさい(10才)の儀式』。山村誠一さんからはじまり、歴代はじめにきよしや続木力さんなどがここに来られている。
もちろんピアノもなければ電源も電気もない。リュートの高本一郎さんと来たが、きょうは非常に寒い上、雨。晴れ女を名乗って十数年、野外イベントのときに雨に降られたことはなかったが、昨年の円山野音の童謡サロン大雨以来、完全に雨女になってしまったようだ・・・。でも灯籠にろうそくで雰囲気抜群!子どもたちは雨の中、山を登って我々の音を体験してくれた。
その後フリートークの時間で、それぞれ将来何になりたいかの話題へ。ここのてんさいの儀式の文集に書いてある将来の夢、80%はその職業に就いているらしい。私は小学6年生の文集には「シンガーソングライター」と書いた。いまから思えば将来の夢とは、どこまでを(どこからを)将来と言うのだろうか、20代?30代?40代?と思うが、一人のてんさいの男の子が手を挙げて発言した。
「ぼくは、お父さんになりたい!」