和ちゃん、オリヴィエーロ、リンダにジジ、大理石の山々・・・カッラーラに心を残しながらフィレンツェに到着し、Arno川沿いにあるB&Bに滞在。窓を開ければUffizi美術館、Duomoも見えるし山も川も見える。ものすごくかわいい小都会である。初日Uffizi美術館に行っただけでほとんど終わった。レオナルド・ダビンチやボッティチェッリ「ヴィーナスの誕生」「春」、ラファエロ、ウルビーノのヴィーナス（日本から帰ってきたばかり）など私でも知ってる名作が見れてびっくり！（実は前知識がまったくなかったのだ。マスターに必ず行けと言われたから行ったようなもの）。イタリアだけにこんなに長期滞在したのは初めてだったので今回いろんな発見多し。ギリシャ大好きの私としてはイタリアは新しい国と思っていたが（超認識不足、とっても失礼・・・）、どっこいものすごい歴史ある深い国。ものすごく美に執着する国。そして基本的に私は平面（絵画）好きで彫刻はあまり興味もなかった。パリではロダン美術館のそばに住んでいたのだが、カミーユ・クローデルの映画は見てもロダンにもまったく興味がなかったのだが、今回ヴァチカンでミケランジェロのピエタにびっくりし、トレビの泉にびっくりし、カッラーラでたくさんの彫刻家たちに出会い、そして和ちゃんのご主人さんの生の作品にも出会い、そしてフィレンツェに着いても見事な彫刻だらけ。初めて彫刻というものに興味を持った旅かもしれない。
それにしてもフィレンツェはかわいくて美しくてセンス抜群・・・。私はここに住むのは難しそうだ。カッラーラの開放感に慣れて来たからかもしれない。って暮らすわけでもないのに、すぐ「ここは住める」か「住めない」かの判断をしてしまう癖がある。それにしても美しい・・・。
