さるの方言

kazumi-amitie2005-11-29

タクシーに乗るとラジオから「猿の言葉」について流れていた。運転手さんも興味を持ったらしく、ボリュームを上げて聞いている。
愛知県の猿山で調査したところによると、屋久島から送られてきた猿と、愛知の地元の猿と一緒に暮らしていたそうだが、生後3ヶ月まで同じトーンの話し声なのに、生後6ヶ月になると屋久島の猿の方が急に声が高くなるらしい。愛知で暮らしていても、屋久島の猿の声は深い森に吸い取られないようはっきり聞き取れる高音。人間の方言も同じく、土地に合った方言になっているのですよというお話。
それから関西の言語に話が移った頃に、タクシーは目的地に到着してしまった。あーん、ここからが聞きたかったよ〜〜・・・


何ヶ月か前にNHK教育で「基礎関西語講座」というのをやっていた。NHKのアナウンサーが必死で関西語を繰り返し練習していてかなり面白かったが、なぜ関西弁でなく関西語なのか。なんと、関西弁を話す人たちは北欧3カ国より人数が多いらしい。こうなるとこれは方言ではなく、立派な1カ国の言語ですという理論。