もちろん

今日は童謡サロンのリハーサル。
終わってから『冬景色』の歌詞解説を民俗学者の大森先生にしてもらう。
そこから発展してまたもや飲みながら日本語講座。


■「と(戸、門)」
川の神様と海の神様が出会うところを「と(戸、門)」というらしい。
これは「水のと」と呼び、ここから「みなと」という言葉が生まれた。
山と山に囲まれたところは「やまと」
波の音がするところは「なると」
波と波にはさまれたところは「せと」
湾(江)のある「えど」


■「旅に出る」と「旅へ出る」の違い

「に」は目的地が決まっている場合。「へ」は目的地が決まっていない場合。
「ここにおいで」と「ここへおいで」も同様、「に」はピンポイントを指すが、「へ」はだいたいこのあたりというアバウトな感覚。「この辺」や「野辺」の「辺」も「屁」もそうらしい。あといっぱい教えてもらったけど、割り箸の袋に書いていたら無くしてしまった!


「よいお年を〜!」と画家の高濱浩子ちゃん。
「もちろん!」と笑顔で返答している多久くん。
これはなんだかとてもいい表現に聞こえるけど、正しい使い方なのでしょうか?