宮水

今朝は滋賀の和邇へ。比叡山、比良山脈と琵琶湖のあいだを走っている湖西線。田植えの時期か〜、早いな〜、レンゲきれいだなぁ〜とか思ってる間に和邇に着いてしまう。
6月はここでレコーディング。
童謡サロンの1枚目レコーディング以来、久しぶりのstudioBOSCOで打ち合わせ。入ると毎回声を上げてしまう比良山脈に琵琶湖も見える絶好のロケーションの一軒家スタジオなので、ここに来るのはいつも非常にうれしい出来事なのだ。
さて、何のレコーディングかと言えば、童謡サロンではなく、今年の「したいことリスト」に入っていた深川和美のレコーディング。やばい!人生のまとめに入ってきてしまった、ってな具合の選曲であります。エリック・サティまで入れるとまとめに入りすぎて遺作となってしまうかもしれないので、サティ以外の総まとめ。
メンバーは今まで関わってくれた方々、今から関わって欲しい方々と超贅沢盤。まぁ、アミチエもそうだったけどね。アミチエはフランスや東京のポリスターのスタジオや木馬や芦屋のスタジオの台所(!)や、といろんな場所で録音したけど、今回は東京からも関西陣も湖西に集まってもらいます。
タイトルは「宮水(みやみず)」。
西宮の宮。六甲山の花崗岩を通り抜けてきた水の名称で、神戸はこの腐らない水があったので飲料水として船に積むことができ、港が発展したそうな。灘の酒もこの水から。よどまない水なのであります。お家も布引の滝の近くだしね。