３日目。きょうは兄貴たちの存在はなし。はじめて一人である。
きのうのミックスを聞き直している時、エンジニアの崇さんがちょっと別のスイッチを入れて変な音になり、それがおもしろくて採用したくなった。「いま良くても明日や明後日に冷静に聞いたらよくないってこと多々ありますよ。真夜中のラブレターみたいに。」と崇さん。はい、それは何十回も何百回も何千回も経験しております。
きょうは大事件。２曲目に入れようと思っていたライブ録音が使えないことが発覚し、（今頃確認する私・・・。使えないと言われるのがこわかったのさ〜。）曲順総入れ替え必須。うーん、後ろのソファでブルボンのお菓子を食べながら悩む。解体。
帰り久しぶりに木馬に寄ると、お客さんは某ジャズ喫茶のマスターと木馬マスターだけで音楽を提供する側の人たちのみ。今回の録音は実質プロデューサー不在というかセルフプロデュース。いつもはあまり意見を聞かない私だけど、今回はめずらしく木馬のスピーカーで音源を聞いてもらったら、２人の曲順の意見が同意見。私からすると「えええ〜〜？うそ〜〜？そうなん？？？」ってかんじの曲順案だ。作る側と聞かす側の意見の対立。えええ〜〜っ？？？
でもプロデューサー不在でやってるからちょっとは耳を傾けた方がいいかも。某ジャズ喫茶のマスターは「いい！」と言ってくれて２枚予約してくれた（ちっこい幸せ）。マスターもめずらしく集中して聞いてくれてる。急に10年ほど前の私の写真をどこからか出してきて、眺めながら一言。
「女は年をとって、ちょっとウェイトがついた方がいい歌になるんですね」
褒められてるのか、けなされてるのか、わからんぞ！
【特設】本日休演・宮水編→ちょこっとムービー付き
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